最終沈殿池の日一君と
併用した処理場。
パイプスキマの飲込み口より外側にあるスカムも残さず回収します。
事業内容
宇都宮工業は、上水、下水処理を支える企業です。
建設業の中でも水処理に特化した事業を行っており水処理施設がより長く、
より効率よく稼働できるよう、ポンプや沈砂・沈殿設備等、施設設備は多岐に渡りますが、
水処理に関することであれば全て対応可能です。
人々が安心して暮らせる水環境改善、ライフライン改善・生活排水・雨水排水は、
こうした処理施設により水環境を汚染することなく河川・海へ戻すことが可能です。
平成23年3月11日 特許第4698429号(平成17年度東京都中小企業経営革新支援対策補助事業認定)
油脂系汚泥(オイルボール)
当社の燃料
システムプラント
燃料として利用
ラーメン店等の厨房の廃水中には、脂油系残滓物が多く含まれ、オイルボールの元になっており、下水管の閉塞の原因や豪雨時には海や河川の公共水域に流出して、水質汚濁の原因となっています。この脂油系残滓物(油脂系汚泥)を収集して燃料化するのがシステムプラントです。生成され再生燃料の熱量は 7,000~8,000kcal/kgを有しており、ゴミ及び汚泥(スラッジケーキ)の焼却時の補助燃料として利用ができます。
油脂系汚泥(廃油含む)を短時間・容易に燃料化!
下水管内や伏越部においてのオイルボール生成防止ができると共に海・河川等の公共水域の水質汚濁防止に貢献!
下水管に流出する前に動植物性油脂を除去でき、下水管の詰まりなどを改善!
再生燃料は、焼却炉の補助燃料として利用することで重油使用量が削除コスト縮減効果!
油は、バイオマスとして考えることもでき、化石燃料削減による地球温暖化ガス削減!
週一君
平成19年4月 特許第3943551号現在、下水処理場の最初、最終沈殿池にスカム除去装置としてパイプスキマ等が設置されています。しかし、パイプスキマの動作時には、少量のスカムしかパイプスキマ内には入らず、殆んど水のみが流入するケースが多く、除去効率は、著しく悪くなっています。
これを改善するためA・W押込方式(愛称:週一君)をご提案致します。
※本装置は「2010年3月建設技術審査証明(下水道技術)」において認証頂いております。
01
短時間で全量確実に除去できる。
02
人手がかからない。
03
単純な装置で故障がない。
(機械的機構部がない)
04
装置が廉価である。
05
水位変動に十二分に対応できる。
06
相当生長したスカム
(厚さ10cm以上)でも対応できる。
07
省エネに貢献する。
(無駄な揚水電力を節約できる。)
日一君
平成24年5月 特許第4990856号一般的に最終沈殿池で使用されるパイプスキマの除去は、沈殿池の表層流速を利用して、
水面上のスカムを運び、傾いたパイプスキマの呑み口からスカムを回収する構造となっています。
しかし上向流のためパイプスキマ上流付近での表層流速が減少し、
スカム除去効率が著しく減少します。
これを改善するため「最終沈殿池用 スカム除去装置U-PEC(日一君)」をご提案致します。
※本装置は「2010年3月建設技術審査証明(下水道技術)」において認証頂いております。
01
短時間で全量確実に除去できる。
02
人手がかからない。
03
単純な装置で故障がない。
04
装置が廉価である。
05
水位変動に十二分に対応できる。
06
省エネに貢献する。
(無駄な揚水電力を節約できる。)
07
越流水質の改善に寄与する。
スカム剥離装置は週一君に付属するシステムです。
元々は最初沈殿池の厚く乾いてしまったスカムを効率よく回収するために開発されたものですが、最終沈殿池や導水渠に発生するスカムにも対応することができます。
壁面に固着して水流に乗らなくなる事が、スカムが成長していく要因の一つです。
スカム剥離装置は水面のスカムを水中に溶かすことなく中央に寄せることで、
スカムの回収効率を上げることができます。
パイプスキマの飲込み口より外側にあるスカムも残さず回収します。
スカムを壁から剥がすことで固着・堆積を防げます。
導水渠などにおいて、曲がった箇所では流速が落ち角にスカムが溜まりがちです。
スカム剥離装置を曲がり角に設置することで、壁に付着したスカムを剥がし水流に乗せることができます。
上下水道処理プラント、発電プラント、産業プラントの水処理にかかわるシステム設計、施工、保守メンテナンスまで。水処理に関する全てを宇都宮工業がワンストップで提供いたします。
わたしたちがどんなことをしているか紹介します。